教授×モデル
仕事に行くのも嫌だけど…。


いかなきゃいけない。


勇気を振り絞って、仕事に行った。


「おはよーございまーす!!」


「おはよー麻柚ちゃん!」

「おはよう!!」


良かった。
普通に振る舞える…。




安心してた時。



「麻柚ちょっと」


「…」


顔も見たくなかった

見た瞬間 怒りがこみ上げた。



先輩に連れられ2人だけになった。



「なんですか?」


冷たく言いはなった


「別れたんでしょ?てか振られたんだってねー!!モデルなのにねーっ!あははは!」


「なっ…」


別に振られたことはどうでもいい。

ただ…

モデルなのにって?

は?


あたしこいつと同じ職種なの?


こいつは先輩に私のあることないことほざいて、しまいには私からイジメられてるとか嘘ついて、先輩を騙しとったんだ。


これは友達に聞いた。


「っ…。なんで…なんでこんなことするんですか?気持ち悪いんですけど…。もうやめてください…」


「は?あたしが気持ち悪い?モデルなのに?気持ち悪いのはあんたでしょ。先輩より人気があるなんてどんな根性してんのよ」


「は?…それだけ?」


「それだけって何よ!ダメモデルのくせに!」



何かが切れた。




バチンッ!!!


派手な音がしたと思ったら、あいつが赤くなっている頬を抑えてるのが見えた。
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