教授×モデル
「ん…」


ん~…っ!


「お、起きた」

「あ、教授」

「また寝やがって」

「あは…眠たくて…」

「コーヒー飲む?」

「あ、はい

ありがとうございます…
……あーおいし~…」


何もしてないけど…
飲めちゃった。


「じゃあ今日は…、
洗い物と掃除よろしく」

「はーい…」


ため息のような返事をした。


けど内心はまだ一緒に教授と居れるって喜んでたりもする。

多分私は、教授のことを好きなんだろうって思う。

でも…
怖くて何もできない。

もし裏切られたら、
どうしよう……
って。

それに、教授には好きな人がいるみたいだし。

振られるに決まってるようなもんなわけで…


だから、一生 片思いでいい。
私が思うだけでいい。

って考え。

それに今は、ここに来れる理由があるから、このまま。ってのが1番良いと思う。

ここに来れる理由があるだけで凄く嬉しい。
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