教授×モデル

「まず彼女いないし、麻柚が好きなら素直な気持ちで居た訳だし…。」

「素直な気持ち?」

「好きだから会いに行ってたんでしょ?」

「う…うん…」

今更恥ずかしい…(-_-;)

「あたしは告白してた方がいいと思う。教授モテるし」

「…明日しようかな」

しようかな、ってかする。
今、決まった。

「明日!?やる気あるね~!麻柚らしいよ!頑張って!」

「うん!ありがと!当たって砕ける!振られても恋愛で一歩前進になるし、とにかく頑張る!」


それから色々話して、家に帰った。


家に帰って来てからは、どう告白しようかで頭がいっぱいだった。


*****


ピピピピピピ ピピピピピピ


「!」


よし!!

今日は頑張ろう!とにかく!

あ…
せめてオシャレしなきゃ!

化粧もいつもより丁寧に…

髪も巻いてこう!

あ、ムクミマッサージも…

振られてもすぐ寝れるように、部屋も片付けて…


いつもよりしたことは多かったけど、早く支度が終わった。


うん。

やっぱり恋する力はすごいわ。

こうして準備万端で大学へ向かった。

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