結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 俺は身体を起こす。


 「今…何時だ??」


 「午前6時半です」


 「夜は明けちまったのか~」


 「はい……」


 「お前…もしかして一晩中…看病してくれていたのか??」


 「はい……」


 「そうか…サンキュ~」



 若菜……俺…本当は……お前を……



 でも…自分の気持ちを伝えることは出来なかった。

< 111 / 240 >

この作品をシェア

pagetop