結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 教会を出て、軽井沢の街に出た。

 美味しそうなスイーツがいっぱい!!


 「おいおい…さっきから食べてばかりじゃん~太るぞ~若菜」


 「いいの…今しか食べれないもん」


 私は雑誌のマップを頼りにお店を探し回り。


 メイン通りは人がたくさん行き交う。
 甘い匂いも漂い…私は本当に目移りする。


 「待てよ~若菜」


 気付くと私は那月にぃとはぐれかけていた。
 でも那月にぃが私を見つけ、大声で叫びながら駆け寄って来る。


 こんな場面…昔…近所の神社のお祭りでもあった。
 あの時も私は…縁日に夢中になって…那月にぃとはぐれかけた。


 今と同じ……。
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