結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 神さんの前で私を呼び捨てて…更に…私の首元に手を回した。


 「!?」


 神さんの顔が一瞬…キレかかっていた。
 酔って少し人が変わった那月にぃを咎めてくれるかと思ったけど…そのままスルー!!?



 「こらこら…津村…悪酔いしているぞ~」


 理人さんが那月にぃを引き剥がしてくれた。


 一瞬だけ…嫉妬してくれていると思った自分が愚かだった。





 その晩…神さんは街に夜遊びに出かけて部屋には帰って来なかった。
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