結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 「ホント…どうかしてる…私…これ以上…神には振り回されたくない!」


 ミオは俺に未練があったような態度をとって来たがここに来て…掌を返した。



 「私…今度…見合いするの~。相手は開業医…神がクビにする前に…会社
は辞めるつもり」


 掌を返したのは…そういう理由か……。



 ミオは…強かな女だ……。


 「じゃあね~。神」


 ミオは何もなかったように部屋を出て行った。

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