結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》

 「古橋氏を殴りに行くよりも…あなたにはするべきことあるでしょ!!若菜さまの
そばに居てあげて下さい」


 「若菜がそばに居てほしいのは俺じゃない…津村だ」


 「いえ…あなたですよ!」


 「津村と若菜は……」


 「……それは昔の話ですよ…。津村君には海外に結婚を約束した彼女が居ます」


 柚木ぃ~~~!!!?


 今までお前……そんなこと一言も俺には??


 「……神さまは身を引くなんてことなさらず…奪うかと思っていましたから~肝心
なトコは伏せました」


 「おい!!!?」
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