結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》

 神さんと同じ碧い瞳にハニーブラウンの髪をした美少年が亜希都の隣に立った。


 「すいません><恭さん」


 「失礼しました。ウチの仔猫が…。後でちゃんとお仕置きしておきます」

 「え、あ…」


 仔猫って亜希都の…コト??


 「あなたは??」


 「申し遅れました…俺は(株)コスモの副社長を務めております。真芝恭
(マシバキョウ)と言います」


 彼は丁重に私に名刺までくれた。


 (株)コスモはウチの学園長の安達コンツェルンの会社だ。



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