結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》

 「あなたは亜希都とはどう言うかんけー??」


 「え…あ…飼い主とペットです」


 「えっ!!!?」


 真顔で恭さんは私に言い切った。


  「……そんなこと言ったら…恥かしいよ~恭さん」


  「じゃあ~どう?説明する?恋人でいいの??」


 私を放置して、勝手に二人の世界に飛んでいた。


 「……何処に行っているんだ??恭」


 学園長の安達さんがやって来た。
 蓮さんと同じ23歳で安達コンツェルンの当主。


 眼鏡の似合う知的な顔立ちの人。
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