結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》

 「披露宴でお会いしましたね~。若菜さま」

 
 「…学園でも時々会ってます…」


 「そうでしたね~」


 お互いに軽く挨拶を交わした。


 「恭…挨拶回りの途中で逃げるな…」

 「はいはい…」


 「お前は本当に…猫みたいに気ままだな~」

 「だって俺猫だもん~。気ままにしか挨拶しない」


 安達さん…恭さんには程々…手を焼いている様子。
 いつもクールなキャラが少し崩れていた。
< 175 / 240 >

この作品をシェア

pagetop