結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
「披露宴でお会いしましたね~。若菜さま」
「…学園でも時々会ってます…」
「そうでしたね~」
お互いに軽く挨拶を交わした。
「恭…挨拶回りの途中で逃げるな…」
「はいはい…」
「お前は本当に…猫みたいに気ままだな~」
「だって俺猫だもん~。気ままにしか挨拶しない」
安達さん…恭さんには程々…手を焼いている様子。
いつもクールなキャラが少し崩れていた。