結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 俺は2週間ぶりに『箱舟』に…若菜の元に戻った。


 「神さん…ヤセたね~疲れてる??少し休んだら??」


 「……」


 俺を気遣う若菜もヤセていた。


 「お前のほうこそ…ちゃんと食べてるのか?」


 「うん……」


 俺は若菜を抱き締める。

 若菜は若菜で…俺のこと…会社のことを気にしてくれていた。


 「俺や理人も社員たちも皆…頑張ってくれている…年末には皆で…どんちゃん騒ぎ出来るように頑張るさ☆」


 俺は若菜に勇気を貰う。


 今の逆境を越える勇気を………
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