結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 「…お前!?ハンバーグにまた野菜…入れただろ??」


 「え、あ…フードプロフェッサーで分からないくらいに…つぶしたのに…
どうして 分かるの??神さん」


 「俺の味覚は…鋭いんだ」


 「…でも…神さんの栄養を考えて…入れてるんだけど」


 若菜は泣きそうな瞳で俺は見つめる。


 「……」


 そんな目で言われたら…俺は黙って…野菜入りのハンバーグを食べるしか
ないじゃねえか~。


 「神さま」


 食間に柚木が血相を変えて入って来た。


 「どうした??」


 「暴漢に襲われて…津村君が大怪我したらしいです」

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