結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
古橋氏の顔がみるみる…引き攣ってきた。
若菜ちゃん…あのまま…ずっと…『ピンキー』のキャバ嬢として働いてい
くつもりだろうな~。
しかし…あんな…出来の悪い…キャバ嬢は初めてだ。
まあ~お嬢様育ちの若菜ちゃんには…キャバ嬢の仕事は向いてないだろう…。
捜索願いを出され…家に戻されるのがオチだな……。
いや……若菜ちゃん……使えるかもしれない。
ここで…一子さんと無理矢理…結婚させられて…終生…徳川会長に頭が上
がらないのは避けたい……。
俺はある…アイデアを思いついた。