結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 私は柚木さんと玄関先でお見送り。


 神さんを若い秘書の方が迎えに来ていた。


 「!!!?」


 秘書の方と私は顔を合わせた。


 「!!?若菜ちゃん!!?」


 「那月にぃ!!?」


 彼は私の中学受験をする時…お世話になった…カテキョで近所の幼なじみだった。


 「お前ら知り合いか??」


 「え、あ…幼なじみです…」


 神妙に私を見つめる神さんに説明。


 「へぇ~っ」


 神さんは興味深々に私たちを交互に見つめる。

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