結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 10階でエレベーターは止まった。


 乗り込んで来たのは…ウチに会社の顔…受付嬢の早咲ミオ(ハヤサキミオ)。


 俺の一番最近…付き合っていた元カノ。



 社内では一応…秘密の仲だった。


 同時進行で…秘書室にも彼女が居たから…。


 「社長…おめでとうございます☆」


 乗り込み、扉が閉まった瞬間…ミオは俺に祝福の言葉を投げる。


 「……ははっ…どうも」


 お前にはそんなこと言われたくない><


 また…背中に変な汗が滲む。背中だけではない全身だった。


 
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