結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 誰か…乗り込んで来いよ!!


 俺はこの二人の重い空気に耐えられなかった。


 「……まさか…神の選んだ相手が女子高生とは…」


 ミオは俺に横顔を向けたまま…話しかける。
 俺もミオと目線を合わさず…話返す。


 「…意外だったか?」


 「……宮元さんかと思ってました」


 同時進行で付き合っていた元秘書の宮元未知世(ミヤモトミチヨ)の名前が出て来た。


 披露宴には呼んで下さいね。そうでないと奥さんに言いますよ~私たちの
こと」


 …披露宴に元カノを呼ぶ男なんて普通居ないだろ!!


 
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