結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 俺は初めて…若菜の作るハンバーグを口にする。


 母さんのハンバーグとよく似た味!!?


 俺は母さんが作ったのかと思うくらい錯覚した。


 「どう??神さん」


 「美味い!!美味すぎる!!!おかわりとかあるか???」


 「はい…」


 「……」


 俺は若菜のハンバーグを腹いっぱいに食べた。


 どんどんと…俺は契約のことを忘れて…この幸福感から抜け出せなくなっていた。

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