My Romeo & Your Juliet 【完】
Act Ⅱ
『おお、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?』
ドレスに身を包んで、スポットライトを浴びるあたし。
憂いをおびた瞳であたしを見つめる岡崎先輩。
そして、二人は抱き合い熱いキスを交わす…
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
「…何?俺の顔になんかついてる?」
岡崎先輩の冷たい視線で、ハッと我に返る。
「あっ…、すみません」
あたしったら、練習中に良からぬ妄想を…
ついうっかり岡崎先輩を熱く見つめてしまった。
「大会まで時間がないんだから、集中しろよ」
発声、柔軟とちょっとだけ台本読み…
まだ基本的な練習しかしてないのに、怒られてばかりだ。
松下先輩以外の人がみんな辞めたのは、厳しい部長のせいだと思う。
「お前が主役なんだから。そんなんで地区大会突破できると思ってんの?」
まだ一度も台本見せてもらったことないけど、岡崎先輩が書いてる話の主役はあたしらしい。
あたしが主役で先輩の相手役ってことは、
かなり濃厚なラブシーンとかあったりして…
ドレスに身を包んで、スポットライトを浴びるあたし。
憂いをおびた瞳であたしを見つめる岡崎先輩。
そして、二人は抱き合い熱いキスを交わす…
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
「…何?俺の顔になんかついてる?」
岡崎先輩の冷たい視線で、ハッと我に返る。
「あっ…、すみません」
あたしったら、練習中に良からぬ妄想を…
ついうっかり岡崎先輩を熱く見つめてしまった。
「大会まで時間がないんだから、集中しろよ」
発声、柔軟とちょっとだけ台本読み…
まだ基本的な練習しかしてないのに、怒られてばかりだ。
松下先輩以外の人がみんな辞めたのは、厳しい部長のせいだと思う。
「お前が主役なんだから。そんなんで地区大会突破できると思ってんの?」
まだ一度も台本見せてもらったことないけど、岡崎先輩が書いてる話の主役はあたしらしい。
あたしが主役で先輩の相手役ってことは、
かなり濃厚なラブシーンとかあったりして…