見知らぬあなたに恋をした。


?と首をかしげてると、鈴音が興奮した声で耳元で

「あれって、望月先輩じゃん!めちゃめちゃカッコイイよね!!」

望月先輩?聞いたことないや。先輩っていうくらいなんだから高校3年生だよね?

「あんた、その顔。望月先輩知らないの?すっごい人気じゃん!

 サッカー部で頭も良いし、カッコイイしで、悪いとこが一つも無いの!」

「そうなんだ。たしかに、かっこいいね!!」

「いいなぁ。話せて。3年の先輩のガード堅いから私たちは絶対話せないし。」

「すごいねぇ。人気なんだね。」

「まぁ、でもあんまり良い噂は聞かないけどね。」

うーん。。ってことは悪い噂ばっかりなの?良く分かんないけど、
まぁ、いっか!

「もう、あんた全くわかってないでしょ。本当、鈍いんだから。
 まぁ、いいや。あんましかかわるんじゃないよ!」

「はーい!」

「うん。良い子、いい子。」

鈴音に頭なでられた。また子供あつかいしたな。


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