【短編】ラーメンよりも君が・・・
典子は驚いて、瀬戸君の顔を見上げた。
「えっ!? あの・・・あの。
あの、も、もう一度言ってください・・・」
真っ赤になりながら、
震える小さな声で、典子が言った。
「君といると、枯れ木に水・・・」
「そ、それのひとつ後です」
「僕と・・・付き合ってください!!」
・・・恋人達で賑わう街に、
雪が舞って、
イルミネーションの色に染まっている。
今宵、
すべての人に
クリスマスイヴの奇跡が届きますように・・・
・~・~・END(^^)~・~・