chocolate―泣き虫girlとクールboy―
1章・失恋×涙=出会い!?
雪が降りそうな寒い日。
今日は2月14日。
バレンタインデー。
女の子が1年で1番騒ぎだす日。
その日
私、白瀬 千里(シラセ チサト)は・・・
教室の後ろで1人泣いていた。
「ひくっ・・・・ふぇ…」
ほんの小一時間前、6年間好きだった渡部先輩にフラレた。
『ごめん。ちぃのこと好きになれない』
申し訳なさそうに言われた。
渡部先輩は1つ年上で私の近所に住んでいて、小さい頃からよく遊んでくれた。
ずっと好きだった。
でも、叶うとは思っていなかった。
だって、先輩にはステキな彼女さんがいるから。
知っていたからこそ、好きだからこそ、この思いを終わらせるために告白した。
今日は2月14日。
バレンタインデー。
女の子が1年で1番騒ぎだす日。
その日
私、白瀬 千里(シラセ チサト)は・・・
教室の後ろで1人泣いていた。
「ひくっ・・・・ふぇ…」
ほんの小一時間前、6年間好きだった渡部先輩にフラレた。
『ごめん。ちぃのこと好きになれない』
申し訳なさそうに言われた。
渡部先輩は1つ年上で私の近所に住んでいて、小さい頃からよく遊んでくれた。
ずっと好きだった。
でも、叶うとは思っていなかった。
だって、先輩にはステキな彼女さんがいるから。
知っていたからこそ、好きだからこそ、この思いを終わらせるために告白した。
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