chocolate―泣き虫girlとクールboy―
「2人が帰った後、みんな凄かったんだから」




なるほど。

凛ちゃんが朝からこんなにテンション高いのはそういうことか。



「実は・・・」



私は学校の行きながら昨日のことを話した。



大谷くんがチョコ好きなこととか目が光ってたこととか。













「へぇ~。大谷にそんな一面あったんだ」



「うん」



不思議な感じだなぁ。


まだ2日しか経ってないのに、ずっと前から大谷くんといた気持ちになる。




「で?千里はその約束果たすの?」



学校の門をくぐって靴箱につくと凛ちゃんがしゃがみながら聞いてきた。




「うん。とりあえず放課後になったらすぐにお店に行ってみる」


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