chocolate―泣き虫girlとクールboy―
「--お待たせ!」
えっ・・・・
凛ちゃんたちを見ていると知っている人の声が聞こえた。
後ろを振り返ってみると、少し離れた距離にフェンスにもたれた女の先輩がいてその傍に男の先輩がいた。
胸がズキッと痛む。
だって、その男の先輩は--
渡部先輩だったから。
「もう~。遅いよ!」
「ごめんごめん。さぁ、帰ろっか」
女の先輩は嬉しそうに頷いた。
渡部先輩も幸せそうに笑ってる。
「…白瀬?」
2人とも楽しそうに話ながら手をつないだ。
見たくないのに・・・
聞きたくないのに・・・
体が動かない。
えっ・・・・
凛ちゃんたちを見ていると知っている人の声が聞こえた。
後ろを振り返ってみると、少し離れた距離にフェンスにもたれた女の先輩がいてその傍に男の先輩がいた。
胸がズキッと痛む。
だって、その男の先輩は--
渡部先輩だったから。
「もう~。遅いよ!」
「ごめんごめん。さぁ、帰ろっか」
女の先輩は嬉しそうに頷いた。
渡部先輩も幸せそうに笑ってる。
「…白瀬?」
2人とも楽しそうに話ながら手をつないだ。
見たくないのに・・・
聞きたくないのに・・・
体が動かない。