chocolate―泣き虫girlとクールboy―
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「武藤、白瀬!こっちこっち!」



次の日、凛ちゃんと一緒にメールに書いてあったカラオケボックスに行った。


すると川上くんはある部屋に前で待っててくれた。




「川上~。独り身で寂しいからクラスのメンバー集めるなよ」


凛ちゃんは笑いながら川上くんを軽くどつく。




「別にいいだろ。結構、メンバー集まってんだぜ」


そう言って川上くんは扉を開けた。





中はすでに盛り上がって音楽が流れている。



「あ~!凛、千里。やっほ~」


クラスの女の子が手を振ってくれた。




わぁ…、なんか凄いなぁ。



そう思いながら周りを見渡すと視線がピタッと止まった。


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