白き竜のジュリエット


ゴーン…ゴーン
不意に鳴り響く
鐘の音にユリアは顔を上げた



「やだ!この鐘は
何時の鐘??」


ユリアは慌てたように
アルな腕を掴む


「…あぁ…確か…
17時な鐘だが…」


ユリアの顔が
だんだんと青ざめる




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