白き竜のジュリエット


「………名前は…?」


「…………ユリ…ア…」



自分の名前を言うだけ
なのに緊張して
声が掠れた



「また…また明日…
此処に来てくれないか?」



アルの言葉に
ユリアは頷いていた






< 63 / 210 >

この作品をシェア

pagetop