白き竜のジュリエット

「女だから何!?
あたしはサクソン・ユリア・ホワイトよ
サクソン家の主だもの!!
剣術だって竜だって
呼び出せる!!」


大声で叫ぶユリアの口を
マティアは慌てて手で塞ぐ


「…んぐぅっ!!!」


「こら!そんなに
大きな声でなんて事を!」

マティアは冷や汗を
かきながら周りを見渡した






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