白き竜のジュリエット

「アル!」

ユリアは慌てて
振り返る


「よかった……
来てくれたんだな」


アルは安心したように
小さく息を吐いた


「もちろんよ!
あたしも……その……」


ユリアは頬を
赤らめ俯いた




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