投げた恋ボール

私の思い

あの、修学旅行から1か月。


たくさん泣いた。

『もう涙が止まらないんじゃないか』と思う日もあった。


今でも拓馬の顔を見ると涙が出そうになる。



でも・・・・・。

いつまでも泣いてはいられない。



【拓馬の幸せを願うこと。】

それが私の【愛】なんだと思う。



傍に居て支える愛もあるけれど、

私は拓馬を見守って、拓馬の幸せを応援したい。


私じゃ拓馬を幸せにできないけれど、

心から祈ってる。




本当にこれでいいんだ。


『私の決断は間違っていなかったと信じたい。』


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