投げた恋ボール


『ホームラン??』



逆転負けが決まった瞬間だった。


負けちゃったんだ、、、。




拓馬の遠くからでも見える悲しげな瞳。





あれほどまで夢に見た甲子園が、


この一瞬にして終わってしまったのだ。




相手チームのどよめきだけが悲しく余韻として残る。




















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