投げた恋ボール
そして気がつけば1年生が終わろうとしていた。



明日は卒業式。




大好きな杏里先輩と真菜先輩が卒業する日。


本当に1年なんてあっという間。


杏里先輩、真菜先輩と一緒に部活を頑張った日が、

昨日のことのように思い出される。



「梨花。明日卒業するんじゃなかったっけ??」

「はッ!?ひどい。私1年生だし。そんなに早く卒業してほしいの??」


「もう。梨花可愛すぎ(笑)冗談に本気で答えるとか。」

「それ褒めてんの?けなしてんの?」


「んーー。。。両方!!ほんと梨花っていつも何事にも全力だよな。そういうとこ尊敬する。」

「拓馬もいつも全力じゃん(笑)すごく熱いよ。」

「まじで!?」





2年後には私達も別々の道を歩んでいくんだろうな。。。

こんな会話でさえ、懐かしく思う日が来るのかな。。。




< 61 / 147 >

この作品をシェア

pagetop