投げた恋ボール
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「あー緊張するッ!!!」



私達はコンクール会場へと来ていた。


何度も見た楽譜をもう1度見つめる。



去年の夏から1年。







「みんなッ!!リラックス。私達がすべきことはベストを尽くすだけ。余計なことは考えずに、音とだけに向き合うこと。よしッ!!頑張ろう」



「「はいッ」」




部長の優子先輩のかけ声とともに、


私達のリベンジの戦いは始まった。





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