嘘の恋愛から理想の恋愛へ (あの時あなたと出逢って良かった)
だから次に出た言葉は遠慮の塊になっていた。



『えっ彼女送って行かなくていいの?』





一瞬でも逢えたのが嬉しかったし、傷つくのがキスだけだったしだからそんな言葉が出てた。




『あ~もうアレとは終わったから。』




彼の言葉に戸惑ってしまった。





(終わったのにキスするの?

付き合った事があったらキスするのかな~?
う~ん違う気がするし…

傷つけたかっただけ?……

もうわかんないし、

一緒に居るからまぁいっか☆)


『そうなんだ…』




複雑だった…


嬉しいのか悲しいのか自分の気持ちがよく分からなかった…。



その日から彼とは連絡が途切れた。




待っても待っても連絡来なかった。




もう少し待ってみよう!
まだ逢いたくないだけかも☆

また逢いたくなるまで……。

この時まだ彼の事を信じていた。



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