嘘の恋愛から理想の恋愛へ
(あの時あなたと出逢って良かった)
『大丈夫か??』
目覚めると心配しながら私の頭を撫でているヤマトの姿が見えた。
気絶した私をヤマトの部屋まで運んでくれたという。
『うん☆大丈夫☆最近寝不足だったし☆ごめんね…』
ヤマトにはダイとの事は言わないでおこうと思った。
こんな時にでもダイの事を考える自分が居たからだ。
そんな私に気付くハズもないヤマトがベットに入ってきた。
『じゃ寝るか~♪』
『うん♪』
私は偽りの返事を返し彼に背中を向けさっきのダイを思い出していた…
(ヤマトと別れたらまた付き合ってくれるのかな?でも遊びっていうてたね…まぁわかってたケド辛いな…)
でもダイを忘れなきゃ!!絶対にもう泣きたくない!
ってかヤマトでは無理って事だよね!
次見つけよう!
はい!次~♪
とりあえず次見つかるまで付き合っとくか♪
段々相手の気持ちなんて考えなくなっていた。