嘘の恋愛から理想の恋愛へ (あの時あなたと出逢って良かった)

母と女の子が話して数分たった時、母親が電話を差し出した。
私は泣きながらまた電話に出た。




『ひっく…ひっく…もしもし…ひっく…』

やっとの思いで言葉になった。相手の女の子が怒りながら話してきた。

『何で母親にチクってんだよ。意味わかんないし。』


今から考えたらこっちが何故怒られないといけないの？って思う。けどこの時の私は相当バカだった。




『ひっく…ごめんなさい…ひっく…』





何で謝ったのかわからない…自分が魅力がないから浮気されてその女の子に申し訳ないとでも思ったからか…
自分が冷静でなくなって関係ない母親が出たから謝ったのか…
わからないけどこの女の子と仲良くしたら彼の情報は聞けると心のどこかで思ってしまってる自分がいた…。