*":'+;".*紅の秘密*.";+:"*



「……っふ」


拓は一度ハニかんで

「お前らしーな」

明るく笑った。
思わず顔が綻ぶ私に拓は

「…もう、心配させんなよ」


『心配させたのは拓でしょ!』


二人で小突きながら笑う



幸せが止まる秒針は刻一刻と
迫っていったというのにー…




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