恐るべし隣の山田メガネ君
「どの流れでそうなんの!?」
今まで尻の穴の話しかしてないのに、ナゼそうなる!
ふと山田メガネを見ると…
ギャッ!
山田メガネはニヤニヤと笑っていやがった!
『今までの流れでそうなったんだよ。オレとオマエは男と女だ。そんでもってただのクラスメイトだ。なのに尻の穴の話まで出来んのなんてきっとオマエだけだ。』
…喜べねぇよ!
っつーか喜ばねぇよ!
「だから…?」
だったら何よ?
『そこまでさらけ出しても引いてねぇ。』
「誰が?」
『オレが。』
だから、何なんだっつーの!
要点が見えなくて段々イライラして来たぞ…!
「だから何なのさ??」
『チッ…。』
オイ、山田メガネ…オマエがイライラすんな!
舌打ちした上にため息まで吐き出しやがった株下げまくりの山田メガネ。
メガネ取ったら本当は美男子って事さえも忘れ去りそうになるわ。
ただの性悪嫌味メガネじゃん!