恐るべし隣の山田メガネ君
憧れの一人暮らしを始めて早半年、愛するBL本に囲まれ、時に読み返し、時にそのBLの切なさに身もだえる日々は、腐女子にとっては至福の時間なのだ。
なのに、ちゃっかりウチに入り浸っている山田メガネと来たら、
『腐女子って大学生になっても治らねぇんだな。』
って!腐女子を病気みたいに言うな~!!
「腐女子は病気じゃないわっ!」
失礼な!BLは腐女子にとって立派なファンタジーよ!心のオアシスよ!
そんな私の心の叫びなど聞きやしない山田メガネ、
『あ?病気みたいなもんだろ。』
って!ゴラ~!!
「山田メガネっ!制服メガネアンソロジー本の上に座るなっ!」
ふてぶてしい態度な上に、私のBLお宝本達を座布団わりにするとは何たる愚行!!