声の届く場所。
「・・わー。 あたしも怜ちゃん好きー。
陽汰は・・数段下がって、好き」


「いや、まあおいとけって。 で、
山田は何だって?」


「無言で、呆れたように溜め息吐かれたよ?」


そういうと、岡原くんも呆れたような表情になり、


『そりゃそーだわ』 と呟いた。


「私、何かしたかなあ、やっぱり」


「・・まあ、してないんじゃねえの?」


< 176 / 315 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop