声の届く場所。
つんつん。


急に後ろから肩をつつかれた。


びくっとして振り向くと、あ、


山田君。


「あ、お疲れ様。 速かったねぇー」


こくん。


頷くと、くるりと向こうを向いて山田君は


歩き始めた。 それに付いて行くと、校庭の


隅についた。
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