声の届く場所。
面倒、を連発する岡原くんを、引きずりながら


羽衣ちゃんは出て行った。 



「・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ダーウィン、で思い当たることは?」


「へ?」


山田君の居る方向から、急に声が降ってきた。



見ると、羽衣ちゃんの参考書を持っている。


・・あ、さっきのアインシュタインみたいなこと


かな。




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