声の届く場所。
混乱しながらも、手渡された飲み物を



受け取った。



「うん、で。 行っておいでー」


「テストいい結果になると良いなー」


この二人は、もう行かないと完全に


決めたみたい。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・明後日、隣の図書館。
九時」



呆気にとられていると、横から声がした。


これは・・完全に。 行かなきゃな空気。



「りょ・・ 了解です。」


何かもう、嫌、です。
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