声の届く場所。
「・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・戸田さん、聞いてんの」



「っっえ、はい、まあ? 五分五分」


一昨日の事を振り返っていたせいで、


あまり話が聞けていなかった。


国語の話、だったっけな?


「・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・太宰治の、字」


あぁ、そうだったけなー。


メモにてきとうに走り書きをした。


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