声の届く場所。
「ん? 怜ちゃんどうしたの?」


「岡原くん・・」



「元野球部だし、家継らしいから
体力ないと駄目じゃん?」


「ああ、へー・・」


何とも言えない、なあ。


帰る準備をして、下駄箱に行くと


まだ山田君は担がれていた。
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