声の届く場所。
そう思いながら、全っ然違う所に


私は視線を送った。


「修哉、あんた、うるさい。 五月のハエ。」


「じゃもっかいやりたい!」


「えー。 えー。 他のにしようよ」


「いーよ、他ので」


羽衣ちゃんが、また違うゲームを出してきた。


「あ、怜ちゃんとあたし休憩するからー」


「は!?」


「よーし。 修哉、山田。 三人でバトルだー」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・また?」


「また!」
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