声の届く場所。
なんか違う、これは。


と、呟きながらもコントローラーを


しっかり握っている修哉君。


やる気満々の岡原くん。


溜め息を幾度も幾度も吐いている


山田君。


それぞれ三人の違ったテンションを見て、


私は苦笑いしていた。


「れーいーちゃん。 お茶飲まないの?」


「え。 ・・あ、貰おっかな」


羽衣ちゃんに話し掛けられ、一瞬混乱した。


・・けど、ちゃんとお茶は貰った。
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