悪魔なキミと愛契約


「ということで。
パーティーの日時はその招待状に書いてあります」


「って…おいっ!!
私はまだ行くって言ってないぞ!!」


ヘイリとセドリックは、私の言葉を聞かずに背中に黒い羽をはやし宙に浮いた。


「大丈夫ですよ。
きちんと迎えに行きますから」


「は?」


「ああ、あと。
このことは、ルカには内緒にして頂けませんか?」


「内緒にしろだと?」


「あなたとルカが一緒にいるところを見ると妬けてしまってね」


キモいこと言うんじゃねぇよ。


「他に理由があるんだろ!!
はっきり言えよっ!!」




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