悪魔なキミと愛契約


「ドアの前に見張りをつける」


「……マジで?」


「見張りをつけられては困ることがあるのか?」


「……いえ、ありません」


「ならば問題ないではないか」


「……はい。
おっしゃる通りです。
大人しくしております」


私はふて腐れながら俯いた。


「………」


私の頭に刺さる視線。


「な、なんだよ……」


「やけに素直ではないか」


「いつも素直じゃねぇか」


「………」


また刺さる視線。


「だから、なに!?」


「貴様、いつも以上に醜いぞ」


「………」


「………」


ほっとけっ!!!!



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