悪魔なキミと愛契約


バキッ――!!


強引に拳をぶつける。


悔しい。

こんなの、偶然当たっただけだ。


ルカには、何のダメージも与えていない。


ルカは私の拳の当たった頬に、手の甲を当てた。



「次は絶対に殴ってやる」


またルカ目がけ突進。


何度も拳を向ける。


しかし、その度にルカにかわされ

すでに、私の息は上がっていた。



「もうわかっただろ。
貴様には、この俺は倒せん」


余裕の表情。


くそっ!!




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